以前も書きましたが私は三浦市に住んでいます。
三浦半島の下です。
京急三崎口駅から徒歩30分です。
友人は陸の孤島なんてことを言いますね。
自分ではそんなことはないと思うけど。
ただ東京で駅から徒歩数分の距離に住み、
終電なんて気にしたことなかった数年前の自分は、
“陸の孤島”と言った友人と同じような印象を抱くでしょう。
でも、これは自分で選んだ環境であり、
私はここでの生活を愛しています。
ライフスタイルが変われば、ワークスタイルも変わります。
移動は電車が基本です。
うちの最寄駅は三崎口。京急線の始発駅です。
横浜まで45分、品川まで1時間、渋谷まで90分。
この時間は有意義に使いたい。
基本的には情報収集です。
twitterやはてなで情報をピックアップし、Instapaperでセーヴ。
それを読み返して必要なものはevernoteにクリップする。
また、私のiPhoneはonTheHammock用のメールアカウントも、
個人仕事用のメールアカウントも同期してるので、
電車内でメールのやり取りをすることも多いです。
そして一気に浸透したNAVERさんが提供しているLINEというサービス。
移動が多いノマドワーカーにとって、
LINEはオンラインミーティングでも非常に使えるツールであります。
他に利用しているサービスはなんでしょう。
Facebook、Skype、GoogleDocument、Gmail、DropBox、FireStrage、GigaFile…。
あまりコミュニケーションツールが多いと、どのツールで連絡を取ればよいのかわからなくなることもあります。
ライフスタイルが変わればワークスタイルも変わります。
私のワークスタイルを可能にしたのはモバイルツールとWebサービスです。
onTheHammockに参加しているクリエイターの居住地もバラバラです。
三浦、藤沢、横浜、川崎、東京…。
彼らも個々のライフスタイルにより、独自のワークスタイルを生み出していると思います(これ、面白いので今後のブログで紹介したいデス)。
これまで仕事は居住地と密接に関わっていました。
移動というファクターは非生産的なものとみなされていた。
共同で仕事するには、共有できる場所が必要だった。
でも、移動しているから生産ができないわけではない。
共有の仕事場が無ければ仕事ができないわけではない。
Small Office Home Officeという概念は、モバイルツールとWebサービスによって
どこにいても、どんなときでも仕事が出来るノマドワーキングへと発展したように思います。
現在、onTheHammockにはオフィスがありません。
それはこれまで良いこととされてませんでした。
だけど、そうなんでしょうか?
拠点とは、“活動の足場となる重要な地点”です。
それはネットワーク上で作ることも出来ます。
ただし、まだまだ完全ではありません。
モチベーション管理、進捗管理、教育などなど、このワークスタイルに合った方法を考えなければならない。
今の私はこの状況を良い/悪いで判断できません。
まずは、この環境を私のために活用したいと思います。
そして、これが面白い事例の1つになれば、
きっと社会的に悪いことでもないのだと思います。
onTheHammock・桑村治良
近くには海があり、広い農園があります