カウンター:RainbowApps iPhoneアプリマスターコース講座紹介2

2012/11/06

02:カウンター

Counter

RainbowApps iPhoneアプリマスターコースの第2講では、カウンターアプリを制作しながら、変数やインスタンス、UIオブジェクトなどの概念を学びます。また条件式や計算式を使用することによって、アプリを動かす仕組みを理解します。

カウンターアプリは「プラスボタン」を押すと画面上の数字がカウントアップされ、「マイナスボタン」を押すと数字がカウントダウンします。また「リセットボタン」を押すと数字は「0」になります。

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この講座で理解したいポイントは数字をデータとして扱う場合はintやfloat、doubleといった型、文字列を扱う場合はNSString、ラベルはUILabel、ボタンはUIButtonというように、データの型を宣言し、コーディングしていくということです。

基本的なインターフェイス上のアクションメソッドは次の3つです。
1.「プラスボタン」が押されたらint型の変数に1を足します。
2.「マイナスボタン」が押されたらint型の変数から1を引きます。
3.「カウンターボタン」が押されたらint型の変数に0を代入します。

このint型の変数を画面上に表示するには文字列として扱わなくてはいけません。
なのでint型の変数をNSSTring型に変換し、画面上に配置したラベルに表示させます。

StoryBoardではLabelオブジェクトとButtonオブジェクトを3つ配置します。
各ボタンには対応するアクションメソッドを設定し、ラベルにはコード上で宣言しているUILabelをひも付けします。

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以上が基本的なカウンターの仕組みとなりますが、この講座で制作する「カウンター」アプリはマイナスの数字は表示しないという工夫を施しています。
そこでint型の変数が0より大きいときだけ「マイナスボタン」が押されたときのメソッドを実行するという、if文を使った条件を設定します。

条件設定を複雑にすると数字によってラベルの文字の色を変化することも出来ますよ。

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「カウンター」アプリの仕組みはシンプルなものですが、実用的なツールとして使用できるものです。プログラム上でデータを扱う基礎的な概念を理解し計算式や条件式の使い方を学べば、実際に使える簡単なアプリを作ることができます。

TEXT : 桑村治良(onTheHammock)

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