iPhoneアプリ申請の道 Part3

2012/05/09

前回のブログではiTunes Connectでのアプリ申請の手順を紹介しました。
アプリ申請まであとちょっとです。
今回はXcode4.3を使ったアプリのアップロードです。

まずは申請するアプリのプロジェクトファイルを開きます。
プロジェクトの設定画面のBuild LocationsのPer-configuration Build Products PathにDistributionの項目を追加します。
同じくPer-configuration Intermediate Build Puroducts PathにもDistributionの項目を追加しました。
※これはディストリビューション用にプロジェクトファイルのアーカイブを作成するために必要なのだと思います。←違うかも。

また設定画面のCode SigningのCode Signing IdentityのDistributionの項目をiPhone Distributionに設定しました。

Step12

続いてProductメニューからArchiveを実行します。
成功したらOrganizerのArchivesの画面が開きます。

右側に”Validate”と””Distribute”のボタンがあるので、まずはValidateボタンを押してアプリの検証を行います。
iTunes Connectのユーザー名とパスワードを求められるので入力して実行してください。
検証が成功したらArchivesの画面にPassed Validationというステータスの項目が出来ます。

step13_Image

続いてDistributeボタンを押します。
※これが以前のXcodeのバージョンだと”Submit”ボタンでした。
App Storeで一般公開するのか、Ad-Hocなのか訊かれるので適切なのを選びましょう。
これでNextボタンを押すとプロジェクトファイルのアップロードが始まります。

Step14

アップロードができたらSubmittedというステータスの項目が出来ました。

ここまで済むとiTunes Storeから”Your app status is Waiting For Review”というメールが届きます。
iTunes Connectにアクセスしてみると確かにステータスが”Waiting For Review”になりました。
これはApp Storeの審査待ちの状態です。
大体一週間くらいで、このステータスが”In Review”に変わり審査が始まります。
※これもメールで通知が来ます。

審査が通れば、このステータスは”Ready for Sale”に変わります。

step15_image
では、審査が通らなければ…。
“App Submission Feedback”というメールが送られてきます。
そしてiTunes ConnectにアクセスするとRejectedの文字が…。
つまり審査が通らなかったわけですね。

“Resolution Center”というページをチェックすると、審査が通らなかった理由が書かれています。
申請を取りやめて、指摘された部分を改善をしてから再度アップロードしましょう!!



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iPhoneアプリ申請の道 Part2

shinseinomiti2
2012/05/08

またしても、お久しぶりのブログです。
さて前回のブログに引き続きiPhoneアプリ申請の手順を紹介します。

iTunes Connectで申請手続きを行っているとBundle IDという項目を埋めなくてはいけませんでした。Bundle IDとはこれから申請しようとしているアプリのプロジェクトファイルのIDです。iOSアプリ開発者のためのサイト”iOS Dev Center”で設定しなくてはいけません。

しかし、ここにはBundle IDを設定する場所はありません。が、App IDsというものを設定する場所はあります。
iOS Dev Centerの説明によるとApp IDsとは “Bundle Seed ID” and a traditional CF Bundle ID (or Bundle Identifier)と記述されています。どうやらこれがBundle IDになるっぽいです。
STEP5_image
さて、Bundle IDを作るためにはプロビジョニングファイルというものを作成しなくてはいけません。プロビジョニングファイルとはアプリを公開するための前準備に必要なものであり、このファイルにはApp ID、開発者ID、デバイスIDが埋め込まれています。要するにプロビジョニングファイルとはアプリとそれを作った開発者を一致させる証明書みたいなものですね。

では、App IDの設定をします。このIDは好きな文字列で付けてもかまわないっぽいんですが、アップルは”逆ドメイン名の形式の文字列を使用”することを勧めています(例:com.domainname.appname)。
まあ、言う通りにしておきましょう。
さて、IDを入力して”Submit”ボタンを押すとApp ID’sが登録されました。

それでは、ようやくプロビジョニングファイルの作成です。
“Provisioning”作成画面で、Distributionタブから”New Profile”を作成します。

STEP6_image

ここでの設定は以下の通りです。
・Distribution Method=”App Store”か”Ad Hoc”を選択する。
※Ad Hocとは限定的に使用する場合に選択します(社内のみで試用するアプリとか公開しないもの)。App Storeは一般公開です。
・Profile Name=プロフィール欄に反映される名前です。
・Distribution Certificate=開発者証明書の意味ですね。
・App ID=さきほど作ったApp IDを選択します。
以上の設定をしてSubmitボタンを押すとProvisioning Profileが作成されます。

Step7image

このファイルをダウンロードし、ダブルクリックして実行します。

step8_image

さて、iTunes Connectに戻りまます。
Bundle IDの設定項目で、作成したProvisioning Profileが反映されています。
もちろんこれを選択します。

続いて以下の設定を行います。
・Availability Date=アプリの公開日。
・Price Tier=アプリの価格。
・Discount for Educational Institutions=教育機関向け割引。
※App Store Pricing Matrixをクリックすると販売価格一覧表が表示されます。

Step9_image

さらに以下の設定を行います。
・Version Number=アプリのバージョンナンバーです。
・Copyright=このアプリの帰属先ですね。
・Primary Category=第一カテゴリ。これがAppStoreのカテゴリに反映されます。
・Secondary Category (optional)=第二のカテゴリー。
・Review Notes (optional)=審査のためのアプリの説明などを書く。

お次はアプリに以下の表現が入るかどうかチェックを入れます。

・Cartoon or Fantasy Violence=ファンタジーやアニメキャラによる暴力描写。
・Realistic Violence=リアルな暴力描写。
・Sexual Content or Nudity=性的なコンテンツやヌード。
・Profanity or Crude Humor=冒涜的もしくは下品なユーモア。
・Alcohol, Tobacco, or Drug Use or References=アルコール、タバコ、薬物使用に関すること。
・Mature/Suggestive Themes=みだらで挑発的な内容か。
・Simulated Gambling=ギャンブル的なものかどうか。
・Horror/Fear Themes=ホラー的な内容か。
・Prolonged Graphic or Sadistic Realistic Violence=サディスティックな暴力描写。
・Graphic Sexual Content and Nudity=性的なヌード描写。
このチェック項目によって、アプリのレーディングが決まります。

Step10

最後にメタデータを記述します。
メタデータはユーザーがApp Storeでこのアプリを探すときに関係してくるものです。
なので、ちゃんと考えて記入しましょう。

項目は以下の通りです。
・Description=これはApp Storeに表示されるアプリの説明文です。
・Keywords=検索のためのキーワードです。複数のキーワードを設定する場合はカンマで区切って入力します。
・Support Email Address=自分のメアドなどを入れましょう。
・Support URL=アプリのサポートサイトですね。Facebookページでも良いっぽいです。
・Marketing URL (optional)=アプリ専用のプロモーションサイトということでしょうか。まあオプションなのであれば記入。

・EULA=使用許諾契約書を提供する場合に設定します。私は面倒なので設定しません。設定しなければお任せです。

そして最大5枚までのスクリーンショットをアップできます。iPad用のスクリーンショットもあればアップします。
最後にアプリ内で暗号化処理があるかどうかを訊かれます。

step11_image

これでiTunes Connectの設定は完了しました!!
アプリのステータスがwaiting for uploadになっています。
じゃあ、Xcodeでデータをアップしましょう!!




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iPhoneアプリ申請の道 Part1

2012/04/14

勉強会イメージ
お久しぶりのブログです。
先日、onTheHammockのクリエイターとiPhoneアプリ申請のための勉強会を行いました。
っつても参加人数3人ですが。

さてiPhoneアプリの申請は、iTunes ConnectというWebベースのツールで行います。
このツールは基本的に英語がベースとなっています。
…やっかいですね。

でもググれば申請方法を紹介したWebサイトは多数あります。
私もその先達の教示によって、アプリ申請を行いました。
ただ、この申請のやり方っていうのも細かなところでちょこちょこと変わったりするんです。
なので、onTheHammockとしても申請手順(2012年4月時点)を記録しておくことにしました。

Step1

まず申請のための必要素材はあらかじめ準備しておきましょう。
アプリ申請に必要な素材とは以下のものになります。

・アプリ名(App Name)
・アプリの説明文(Description)
・検索のためのキーワード(keywords)
・サポート用メアド(Support Email Address)
・サポート用サイト(Support URL)
・そのアプリのプロジェクトバンドルファイル
・アプリのアイコン
・スクリーンショット

なぜ事前準備が必要なのかというと、上記のことをああだこうだと準備しながら設定しているとタイムアウトして入力した情報が消えてしまうからです。

Step2

ではiTunes Connectでアプリの登録をしましょう。

1.まずはiTunes Connectにログインします。
2.”Manage your application”(あなたのアプリ管理ページ)に入ります。
3.”Add new app”(新しいアプリの追加)ボタンを押します。

Step3

4.App Information”にアプリ情報を記入します。

さて、この4で「???」な部分が出てきます。

“App Information”に記入するのは下記の項目です。
・Default Language
・App Name
・SKU Number
・Bundle ID

Step4

言語設定とアプリの名前の記入の仕方はわかると思います。
問題はSKUとBundle IDです。

SKU NumberとはStock keeping unitの略です。まあ在庫管理番号みたいなものと考えればいいでしょう。なので好きな英数字を付けましょう。当然、いくつもアプリを申請してる人は重複がないようにしなくちゃいけないです。管理番号ですから。

BundleIDは自分がつくったアプリのプロジェクトファイル(プロジェクトを構成するファイル群)を識別するものです。要するにアプリのIDのことです。これはiTunes Connectで適当に設定するわけにはいきません。iOS Dev Centerで行う必要があります。
ただ。申請の時点でまだBundle IDを作ってない場合は、iTunes connectからiOS Deperoper Centerに飛んで作ることが出来ます。
※実は今回、私は作るのを忘れてました!! なので、申請時に作りました!!

さて長くなりそうなので、以降の手順は次回のブログで紹介します!!




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Road to CostSaverDeluxe!! CostSaver特設サイトをオープン!!

CostSaverNews
2012/03/27

1月末にリリースした経費審査ゲームCostSaverのバージョンアップのために特設サイトを開設しました!!

キャッチフレーズは”Road to CostSaverDeluxe!!”です。

CostSaverSite

さてCostSaverDeluxeでは、このゲームの核である”経費申請書”の数をドカンと増やしたいと思います。笑い含有量の大幅アップです。
そのためにCostSaver特設サイトには、投稿ページを設置しました。
この投稿ページからは、みなさんが考えたおバカな経費申請書を投稿することが出来ます。

CostSaverBoard
経費申請書投稿ページ

CostSaverBoard
経費申請書閲覧ページ

そして投稿された経費申請書は”みんなのおバカ経費申請書!!”ページへとアップされます。
このページに掲載されている経費申請書は承認はんこによって、その面白さを評価することが出来ます。
さらにおバカ経費申請書ランキングをサイドバーにて表示しました!!

ぜひぜひ、投稿フォームからおバカな経費申請書を投稿してください。

Road to CostSaverDeluxe!!!!!

取材先にて

blog6eyecatch
2012/03/09

blogphoto6
公言していたわけではないですが、onTheHammockは月イチでアプリをリリースしていこうと思っていました。
が、そんなことは無理でしたね!!
計画は計画性を持って立てなくてはいけないです。

まあ、頑張れば出来ると思ってたんです。
じゃあ頑張ってないのかと言うと、”いや頑張ってるよ”と言いたい自分がいますが、
“もっとやれんだろ”という自分もいて、そもそもいつもそんな葛藤の日々です。

ただ停滞しているわけではありません。
雪だるま式にやることが増えていまして、
そのやることの塊に意気消沈するわけにはいかず、
なるべく勇猛果敢に取り組もうとしているのですが、
ただ溜息まじりに”そろそろマネーを稼がねば…”と、
さびしく嘆くそんな毎日を過ごしています。

そんな今日このごろですが、現在のメイン作業に充てられているのが、”タウンガイド”的アプリの開発です。
これまでリリースした2つのゲームアプリとはかなり趣向が異なるものです。
まだ詳細は明らかにできませんが、ほぼ出来ました。
もうちょっとしたらお目にかけられるはずです。
手前味噌ですがいい狙いの、いいコンセプトの、アプリだと思いますよ。

さて先日、そのアプリに関連した取材の帰りに、ある喫茶店におじゃましました。
喫茶店というか、茶店(ちゃみせ)と言うのが似合うようなお店です。
和式の邸宅を改造したお店で、掘りごたつのテーブルがあり、
目を外にやれば緑に包まれた小さな庭があって、
珈琲も美味しくて、何時間もいられるような、すごく和めるところでした。
隠れ家という言葉が当てはまる、あまり知られていないようなお店です。

現在、我々が制作しているアプリはタウンガイド的なものですから、
是非ともこのお店もアプリのなかで紹介したいと思いました。
そこでその旨を伝えたんですが、店主は少し表情を曇らせました。

この喫茶店は開店してから、ご夫婦で少しづつ作られてきたそうです。
まさに手作りのお店です。
ここで出される珈琲も、紅茶も、手作りのケーキも、
来店されるお客さんも、そこで生まれる空気感も、
少しづつ作られてきたそうです。
この空間自体がお店の価値なんですね。

我々も長居して、お店の話を聞かせてもらったのですが、
この場所に和んで何時間もいらっしゃるお客さんは少なくないそうです。
ここは、そうやってのんびり過ごしていい場なのだそうです。

今はWebでググればたいていのお店が出てきます。
写真やメニューや行った人の評価まで載っていてすごく便利です。
ただ、それはユーザーにとって便利なシステムであって、
お店側にとっては強引なシステムなのかもしれません。
お店が提供したいサービスと必ずしも合致するわけではないかもしれない。

この喫茶店の店主が顔を曇らせたのは、媒体に紹介されることで
これまで作り上げてきた”場”のバランスが崩れるのではないか、そういう懸念だと思います。

素敵な場所だと思ったから紹介したいと思ったのに、そこが素敵でなくなったら意味がないですね。

現在、制作しているタウンガイド的アプリは、
その街の”ファン”を作ることをコンセプトにしました。
ファンというのは、単に好きや楽しいという感覚だけではなく、
思いやりや愛着を持つことだと思います。
それは好きなものを大切にすることに繋がると思います。

このアプリは興味深い場所や楽しい場所を紹介する便利なツールではなく、
その街を深く知り、何度も足を運びたくなるような、そんなツールにしたいです。
ちょっとハードル高いですね。
まあ、いずれそういうツールに育って欲しいです。

onTheHammock・桑村治良

blog6photo
そもそも町歩きが好きなんですが、その醍醐味といえばコレ↑ですね。


 

経費審査ゲーム”CotstSaver”、リリースから1ヶ月で63,000ダウンロードして頂きました。

2012/02/29

1/27にリリースしたiPhone app 経費審査ゲーム“CostSaver”が、リリースから1ヶ月で63,000ダウンロードして頂きました(2/27の時点で63,135ダウンロード)。

App Store/iTunes Storeの
無料アプリランキング(トップ25)では最高位27位、
無料ゲームアプリランキングでは最高位13位
無料ゲームアプリ、ファミリー分野では最高位5位
無料ゲームアプリ、トリビア分野では最高位1位
を記録いたしました。

また、63,135ダウンロードのうち63,017ダウンロードが日本のApp Storeからという、まあゲームの性質上当然と言えば当然なんですが、圧倒的に日本の皆様にダウンロードしていただいたわけで、”サンキュー”よりも”謝謝”よりも”ありがとうございます”という気持ちで一杯です。

とは言いましても、2週間で50,000ダウンロードを突破していて、1ヶ月で63,000ダウンロードなわけですから、開発者サイドとしても浮かれてるわけではなく、正直なところはもうちょっとイケたんじゃないかという気持ちを内に秘めつつ、イケなかった理由はなんだという反省をしているところであります。

というわけなので、CostSaverも次期バージョンCostSaverDeluxe(仮)の開発準備を進めています。引き続きonTheHammockでは、CostSaverに「このような機能があれば良いのに!」「こんな経費申請書を考えた!」といったご意見も募集しております。
こうしたご意見やWebメディアやApp Storeのレビュー、twitterなどで頂いたコメントも参考にさせてもらい、次期CostSaverの開発に取り組みたいと思います。

ぜひ、あなたのアイディアを送ってください。➡ info@onthehammock.com

CostSaverがさらに面白いゲームになるように一緒に育ててください!!
よろしくお願いします!!

Cost Saver Icon アプリ名: CostSaver -無駄な経費を却下せよ!-
配信:iTunes Store
価格:無料
カテゴリ:ゲーム
バージョン:1.1
容量:2.6MB
公開日:1/27
開発:TEAM MONDAI-ARIMASEN / onTheHammock

メディア情報

MediaInfoIcon
2012/02/26

MediaInfoIcon

経費審査ゲーム”CostSaver”が下記のメディアで紹介されました。

2012.2.12: AppBank CostSaver: その申請はありなのか!?無駄な経費はどんどん削減!スピード命のタップゲー。 http://www.appbank.net/2012/02/12/iphone-application/365721.php

2012.2.17: iPhone Games CostSaver次々と差し出される経費申請書に、即座に『承認』『却下』を判断してハンコを押していくゲーム。http://www.iphonegames.jp/app/costsaver.html

2012.2.23: オススメアプリSNS aivie CostSaver 無駄すぎる経費を削減しよう http://aivie.jp/pc/appli/detail.html/;jsessionid=E04D42544C77C1CD26CAB89656087ADC?app_id=614

Thank you!!  Danke!!  Merci!!  Grazie!!  Gracias!!  Spasiba!!  Koppugn Kha!!  Terima kasih!!  Shókran!!  Càm o’n!!  Obrigado!!  Mahalo!!  감사합니다!!  謝謝!!  ありがとうございました!!

広報宣伝 日々是勉強

2012/02/23

onTheHammockをスタートさせてからいろんな方と会う機会ができ、多くの刺激を受けています。
何気ない話が膨らみ、アプリの企画になることもありました。
ヒントを貰うことも多々ありますね。
あと「こんなサービス知らなかった!えっ、この業界では常識なんすか??」 なんてこともあったりします。

先日はApp AnnieというWebサービスを教えてもらいました。
これはAppStoreで配信されているアプリの各国ランキングを調べることが出来るサービスです。
このApp Annieで、先月リリースしたCostSaverが、日本のAppStoreのトリビアというジャンルで1位だったことを知りました。
ノンキにもほどがありますね…。

ありがたいことにCostSaverは、アプリレビューサイトやブログ、そしてTwitterなどで紹介していただきました。
やはり存在を知られなければ、ダウンロードはされないわけですから、多くの方に知ってもらいたいです。
そのためにプレスリリースを作り、YouTubeにアップする映像を作り、あちこちにレビューの依頼をお送りさせていただきました。

レビューはどんなものでも嬉しいものです。
日々タイトルをググり、ツイッターでサーチし、新しいレビューやコメントを見つけては歓喜です!!
どんなご意見もありがたい。
そして今後の開発の参考になります。

AppStoreに書いて頂いたレビューも本当にありがたいです。
ダイレクトな意見ですからね。
感じたままを言葉にして頂いている感じがします。
これは貴重な意見ですよ。
読んでいると思わず背筋を正したり、気合いが入ったりもします。

あと友達が書いてくれたレビューを見つけたりすると、それもまた味わい深い嬉しさがある。
応援してくれてんだなー、気を遣ってくれてるんだなーって思いますからね。

このアプリをリリースし宣伝することが、今後のためのマーケティングにもなっています。
何が良くて、何がダメだったのか。
何が出来て、何が足りなかったのか。
何を面白がってくれて、何がつまらなかったのか。
やってみたことで解ったことがたくさんあります。

まだonTheHammockはアプリ開発も、リリースも、プロモーションも、アフターケアも未熟で、1つひとつのことが大きな勉強になっています。
まあ、しかし、未熟なままでイイわけないので、ちゃんとステップしていかなくちゃなりません。

という自戒を述べてみようと思ったのも、
次にリリースするアプリの制作が大詰めを迎えているからであり、
自分が作業しなくちゃ完成はしないわけで、
寒さに負けて毛布にくるまっている場合ではないからだったりします。

さて次のアプリはゲームぢゃありません!
激渋な大人のアプリです!!!

onTheHammock 桑村治良

AppBankSemminer
AppBankさん主催の勉強会にも行ってきました!!


 

メディア情報

MediaInfoIcon
2012/02/11

MediaInfoIcon

経費審査ゲーム”CostSaver”が下記のメディアで紹介されました。

2012.2.3 みんなのiPhoneポータル ミートアイ 編集部スタッフが個人的趣味で選ぶ、今週のイチオシアプリ http://web.meet-i.com/news/?p=108705
2012.2.6 CatchApp APPLICATION INFO http://catchapp.net/item/detail/495629410
2012.2.6 Appinfo http://iphone.appinfo.jp/apps/495629410/CostSaver/
2012.2.6 giveApp http://www.giveapp.jp/Games/CostSaver=495629410/
2012.2.6 SmartDocotor iPhoneアプリ紹介 ”経費申請仕分けゲーム”http://www.iphone-kyoto.biz/staff-blog/2012/02/costsaver-iphone.html
2012.2.6 ファミ通App レビュー”『CostSaver』会社の経費を削減できるかはキミの判断次第”http://app.famitsu.com/20120206_29259/
2012.2.9 世紀末覇者!! iPhoneアプリ帝国 レビュー”そんな申請書あり!? あなたの常識とツッコミ力が問われます。”http://iphone-kingdom.jp/app_review/r387
2012.2.10 i phone を楽しもう!! “経費節減ゲームアプリ「CostSaver」” http://i-phone-3gs.seesaa.net/article/251142008.html

Kidsゲーム”CatchUpAcorns”が下記のメディアで紹介されました。

2012.2.11 Kids-App.com レビュー ”腹ぺこモンスターにどんぐりを食べさせよう!「CatchUpAcorns」” http://www.kids-app.com/archives/1080.html

Thank you!!  Danke!!  Merci!!  Grazie!!  Gracias!!  Spasiba!!  Koppugn Kha!!  Terima kasih!!  Shókran!!  Càm o’n!!  Obrigado!!  Mahalo!!  감사합니다!!  謝謝!!  ありがとうございました!!

経費審査ゲーム”CotstSaver”、リリースから2週間で50000ダウンロード突破!!

2012/02/10

1/27にリリースしたiPhone app 経費審査ゲーム“CostSaver”が、リリースから2週間で50,000ダウンロードを突破しました(2/8の時点で52,116ダウンロード)。

現在のところApp Store/iTunes Storeの無料アプリランキング(トップ25)では最高位27位、無料ゲームアプリランキングでは13位を記録しております。

繰り返しになりますが、これもダウンロードをして頂いたユーザーの皆様、プロモーションに協力して頂いた皆様のおかげでございます。ありがとうございます。

引き続きonTheHammockでは、CostSaverに「このような機能があれば良いのに!」「こんな経費申請書を考えた!」といったご意見も募集しております。
こうしたご意見やWebメディアやApp Storeのレビュー、twitterなどで頂いたコメントも参考にさせてもらい、次期CostSaverの開発に取り組みたいと思います。

ぜひ、あなたのアイディアを送ってください。➡ info@onthehammock.com

CostSaverがさらに面白いゲームになるように一緒に育ててください!!
よろしくお願いします!!

Cost Saver Icon アプリ名: CostSaver -無駄な経費を却下せよ!-
配信:iTunes Store
価格:無料
カテゴリ:ゲーム
バージョン:1.1
容量:2.6MB
公開日:1/27
開発:TEAM MONDAI-ARIMASEN / onTheHammock

コストセーバー ウラバナシ

2012/02/09

1/27にリリースしたCostSaverが現在、40000ダウンロードを突破し(本当は49757ダウンロードという、あともうちょっとな数字なんですけど!2/7現在)、AppStore/iTunesStoreの無料Appランキングで最高位27位、無料ゲームランキングでは最高位13位を記録しました。

私も本格的なアプリのプロモーションは初めてのことなんですが、この結果には驚いております。
これも協力してくれた仲間、そしてダウンロードしてくれた皆さん、プロモーションに協力して頂いた方々のおかげです。

本当にありがとうございます!!!

さて、このCostSaverですが、実はそれほどリキんで制作したものではなかったりします。
友人たちとワイワイガヤガヤ、冗談を言い合いながら作ったようなアプリなんです。
振り返ってみれば、まともにミーティングをしたこともなかったような気がする…。

そもそもの発端がおバカなアプリを作りたかったんです。

まだ1つのアプリも作っていなくて、Objective-Cの勉強に明け暮れていた頃です。
やはり野心も大きいですからね。
「売れるアプリって何なんだろ?」「素晴らしいアプリって何だろ?」
なんてことばかり考えてるわけですよ。

でも、そういうのもねぇ…なんだかねぇ…疲れるんですよ。

だから、おバカなアプリを作りたかったんです。

くそマジメな思考を吹き飛ばしたかった!
笑えるものを作りたかった。
そんな感じでしたね。

CostSaverFirstTypeCostCutterScreenShot
開発当初のスクリーンショット。最初は業務仕分け的なイメージもあったのでCostCutterというタイトルだった。

そして、CostSaverを開発したTEAM MONDAI-ARIMASENのメンバーの志(?)もだいたい同じだったんです。

要するに、おバカなアプリを作りたかったんです。

正直言ってCostSaverは技術的に高度なことをしているわけじゃありません。
私が主にインターフェースのデザインとコーディングをして、ゲームのアルゴリズムは超野獣4Sが組みました。
※超野獣4Sって何なんだよって思われるかもしれませんが、多分これアーティストネーム的なものだと思います…。確認したことはないですが。

進行管理はユッチーというTEAM MONDAI-ARIMASEN第4のメンバーが行い、
ウイちゃんこと宇井野さんは…何だろ??
ただ彼なくしてはCostSaverはあり得なかった。
多くのネタを提供してくれました。
彼は真の意味でCostSaverのマスコットマンです。

さて、このゲームは画面に表示される“経費申請書”の内容を判断し、それを“承認”か“却下”するかを審査するゲームです。
ということは、“却下”される“経費申請書”がネタであり、このバカさがCostSaverの肝となります。
このネタ作りはチームのみんなで爆笑しながら作っていきました。
いやぁ、楽しかったですよ。だって、仕事じゃないんだもん。

あと、CostSaverにはゲームの本筋とは関係のないところで遊び心が入っていたりします。

CostSaverは“経費申請書”に“承認”もしくは“却下”の判子を押したときに、“社長”からのコメントが表示されます。
これもネタの部分なんですが、例えばユーザーが「朱肉を何度も押したら?」
「申請書に何度も判子を押したら?」「あるいは判子を押さなかったら!?」
ということまで我々は考えて、コメントを用意したり、プログラムを組んだりしています。
実はこういう細かな作り込みがされていたりするんです。

とにかく我々は自分たちが笑えて楽しめるものを本気で作ったのだと思います。
それが自分たちの想像以上の結果を生み出したのではないでしょうか。

よくもわるくもアマチュアリズムによって生まれたアプリだと思います。
よくもわるくもそういうチャレンジの場があることが、スマートフォンアプリの魅力だと思います。

だけど、次のステップを目指さなくてはいけません。

まだ私は未熟なので多くの人に満足してもらえる商品を作るのは難しいです。
でも、仲間たちに共感して楽しんでもらえる作品は形にできるような気がします。
それは現在のハンモックのモノ作りの足がかりであるとも思います。

flowchart
生真面目にフローチャートも作っていた。こういうのもユッチーが作ってくれた…。

onTheHammock 桑村治良


 

経費審査ゲーム”CostSaver”、早くも10000ダウンロード突破!!

2012/02/05

昨日、iPhone app 経費審査ゲーム“CostSaver”がリリースから一週間目である2/2に6000ダウンロードを突破したことを発表させて頂きました。
CostSaverはさらに多くの人から好評を頂いており、リリースから8日目にあたる2/3には1日で5442ダウンロードを記録。これによりトータルで11887ダウンロードとなりました。

また2/5の時点で、App Store/iTunes Storeの無料アプリランキング(トップ25)は52位、無料ゲームアプリランキングでは21位となっております。

これもダウンロードをして頂いたユーザーの皆様、プロモーションに協力して頂いた皆様のおかげでございます。ありがとうございます。

onTheHammockでは、CostSaverに「このような機能があれば良いのに!」「こんな経費申請書を考えた!」といったご意見も募集しております。

ぜひ、あなたのアイディアを送ってください。➡ info@onthehammock.com

CostSaverがさらに面白いゲームになるように一緒に育てましょう!!

Cost Saver Icon アプリ名: CostSaver -無駄な経費を却下せよ!-
配信:iTunes Store
価格:無料
カテゴリ:ゲーム
バージョン:1.1
容量:2.6MB
公開日:1/27
開発:TEAM MONDAI-ARIMASEN / onTheHammock