day 4:熱中症 × Diarrheaのダブルダメージ


熱中症になりました。そして、おなかを下しました。

朝、ベッドから起き上がったら、頭の左側がキーーンと痛くなり、動けなくなりました。倦怠感とか寒気とか、よくわからないけれど、とにかく頭が割れそうに痛くて。。

そして更に、そういえば前の日の夜、お腹がゴロゴロしているような気がしていたのですが、やはりお腹を下してしまいました。。「ネパールへ行く=下痢になる」というのは覚悟していましたが、まさかこんなに早くになるなんて。そして、熱中症とダブルでくるなんて(>_<)。

当然、生水は飲まないし、うがいや歯磨きですら飲料水を使っていたのに。思い当たる事と言えば、今まで生のカット野菜は食べなかったのに、前日のディナーでトマトのブルスケッタを食べ、トッピングされていたトマトに火が通っていなかったかもしれないです。

お腹を下しても腹痛はないので、そんなに辛くないのですが、とにかく熱中症が大変でした。少し頭を傾けただけでも、キーーンと鋭い頭痛がして、泣きそうになります。しかもなぜか、頭の左側だけが痛みました。見えない何かにハンマーでガーンと殴られているみたいに。

こうなると仕事どころか、外出すら出来ない状態。それなのに、追い討ちをかけるように早朝6:00から計画停電があって、クーラーも効かずにツラさが増すばかり。冷や汗みたいなのもでてきてーー。

とりあえずロビーに薬を貰いに行ったら、薬はなかったけど近くの薬局を教えてくれました。英語でいろいろ話しているうちに、気が張っていたせいか、少しずつ頭痛が消えて、元気になったようなきがしたので歩いて薬を買いに行く事に。ちなみに正露丸は効きません。

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徒歩7〜8分くらいで薬局を見つけ、薬を購入。相方(旦那)は、あまり値切り交渉を積極的にしないので、多分、多めに払っているのだけどネ。

ぼったくりというと聞こえが悪いけれど、ネパールは交渉ビジネス。観光客に提示する価格はまず盛っているので、交渉してOKだと思うんです。それは、相手を疑うとかそういうことではなく、それがその国のやり方なのではないかなぁと思うので、私は積極的に交渉する派。といっても、値引いた所で金額の差は1000円以下なのですが、そのやりとりの中で膨らむ会話が楽しかったりするんだと思います。結果的には仲良くなって、値引き成功率100%です。それでも相手もちゃんと儲けがあるのですからね!win-winです♩

でも、今回は弱っていたので、とりあえず「Could you discount little bit?」とひとこと言って、薬局の女性が「これはよく効く薬だから」と笑って終わりました。相方(旦那サマ)は「別に日本円で350円くらいいいじゃん」という感じなので、言われるがままに、“下痢のバクテリアやパラサイトを殺す薬5日分200ルピー”と、“下痢止め3日分100ルピー”の合計300ルピー(全バラ売り)を払いました。 

結構、私の強き価格交渉で、今までいろいろ得してると思うんだけどなぁ。その努力は買って欲しいと思ってます。笑

だいぶ話が逸れましたが、結局この日は薬を買いに行った帰りに、また熱中症の症状がでて、部屋に戻って一日中眠っていました。Macを開かなかった日は、久しぶりですね。夜になってだいぶ良くなったので、とりあえず一安心。水分はこまめに採るべきですね。日本から持参した粉末ポカリスウェットをペットボトルに入れて、持ち歩く事にしました。
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ネパール人は食べても飲んでもお腹を壊さないけど、日本人は細菌に簡単にやられてしまいます。思えば自分が生まれる前の日本だって、家畜と共に生活したり、川の水で洗濯をしたり、野菜を洗ったりしていたはず。現在の日本は何でも除菌で綺麗にしていますが、綺麗にしすぎて日本人の免疫力は弱まっているというのもあるかもです。

「綺麗に清潔に」が行き過ぎて、コンビニのサラダやペットボトルの水は薬品漬けだから、口にするなとか色々言われているのも微妙。だけど、綺麗にしているおかげであらゆる病気を防げているのも確かだし、何ごともバランスが大事ってことですね。