day3:混沌とした町を抜け、ヒマラヤ山脈一望の町へ


カトマンドゥから、ネパール西部のポカラへ。
陸路で移動(バスで約7時間)しようか迷いつつ、雨季である上に、地震の後でさらに地盤が緩んでいる恐れもあるので、空路を使いました。航空会社はいくつかありますが、今回はイエティ・エアラインを使用。どのエアラインも値段はそんなに変わらず、イエティはUS$108でした(他社は$110)。

ホテルからタクシーで空港へ向かったのですが、「国内線」と告げたにもかかわらず、国際線におろされてしまい、気づいた時にはタクシーもいなくなっていて、、。焦っている私たちに、ネパール人にしか見えない親切な日本人女性が声をかけてくれて、国内線の場所を教えてくれました。灼熱と排気ガスの中、国内線の搭乗口へと無言で向かう私たち。。歩いた時間はほんの5.6分だったのでよかったけれど、ヒヤヒヤでした。

ポカラ行きの飛行機は、セスナ機みたいに小型です。ヒマラヤ山脈を横目に、カトマンドゥから30分くらいで到着!ポカラはヒマラヤ山脈が一望できる場所。震源地から離れているので、地震の被害はないようです。

地震の被害があるとすれば、風評被害で旅行者や登山者が激減し、仕事がなくなった事だと、皆さん口を揃えて言います。やむなく従業員を解雇したり、インドや中国、日本へ出稼ぎに行く人も多いみたいです。

ホテルの部屋の窓からは、ヒマラヤ山脈が!到着した日はお天気でしたが、雲がかかっていました。翌朝、日の出の時間に雲の隙間から、アンナプルナ山頂(エベレストよりも西)が見えました!感動して、眠気も一気に覚めました。

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アンナプルナをトレッキングするのが、旅のテーマの1つ。ただ、日本を発つ前に、大地震の影響で雪崩があったため、トレッキングは閉鎖という情報を入手していました。なので、今回のトレッキングは諦めていたのですが、現地情報によると、今はオープンしているそうです。んー。どうしようか。

それにしても、ポカラは観光地ながらものんびりした場所です。ヒマラヤ山脈一望の他に、大きな湖フェワ湖も有名。にぎやかな通りもありますが、車道には牛が歩いていたり、カトマンドゥより田舎です。
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首都カトマンズは、車やバイクの排気ガスがすごくて、マスクをしている人が多い。(マスク文化は日本だけじゃないのね。)

更に、歩行者より車優先なのか、誰もがピーピーピーとクラクションを鳴らし続け、ものすごくうるさい!(きっと交通ルールなのだろうけど)

気づくとバイクに囲まれて四面楚歌になり、「え?集団強盗?」と変に疑ってピリピリしたり。。(ごめんなさい…笑)

発展途上国だろうと、先進国だろうと、やっぱり都会ってごちゃごちゃしていて、人の気やいろんなものが混沌としていて…時々はそれも良いけれど、やっぱり私は、自然が好き。