day2:土曜日のカトマンドゥ。Farmer’s Marketとダンバール広場
ホテルは中〜高級(?)レベルに滞在。といっても日本円で3,500円程度です。
電力が不安定なネパールだけど、クーラーもドライヤーもあって、シャワーもお湯がでます。シャワーは時々、塩素臭の強い水が流れてくるのが気になりますが。。(水道水はゼッタイに飲み水にしちゃダメ!)部屋も広いしドライヤーもあるし快適です♩何より、ホテルスタッフがとてもフレンドリーで、親切です。
地震の影響で客も減ってしまい、観光業で成り立っているネパールとしては、大きな痛手なのだそう。そんな事情もあり、日本語を少し話すオーナーはとてもウェルカムな感じで迎えてくれて、部屋もホテルで1番良い部屋を案内してくれました♩(Friend’s Home Hotel)
そういえばひとり旅をしていた頃は、ガイドブックやネットで事前に現地情報を収集し、滞在地に付いたら、まず、宿探しをしていましたが、今はBooking.comとかHotels.comとかでどこにいても楽々予約ができて、本当に便利です。旅のスタイルが完全にかわりましたねぇ。
さて2日目、朝5:00から日本からのメール返信をメインに仕事をし、お昼過ぎに土曜開催のFarmer’s Market(1903)へ行きました。日本で言うところの青山ファーマーズマーケット的な感じで、オーガニックコンセプトでした。場所も出店者ブースもみんなオシャレで、野菜やジャムなどの加工品の他、パンやオーガニック石けん、フレッシュジュース、チャイなどを販売。規模はカフェのガーデンを使用していて、全部で20ブース程度。この規模でこんなに賑わうなんて、三浦半島 食彩ネットワークでもやってみたいなと思いました。
木の橋を渡ると、奥にはカフェ、右手の下にガーデンが広がっていて、そこでファーマーズマーケットが行われていました!カフェ自体がとってもオシャレなのも魅力でした。
私はパニーニとバナナラッシーを食べましたが、どちらもすごく美味しかった。このFarmer’s Marketは人気のマーケットの様で、駐車場は満車だし、次がら次へとお客が押し寄せていました。ネパールにもナチュラル思考のマーケットもあるのですね。欧米人が多かったので、オーナーは欧米の方かもしれません。
ファーマーズマーケットの後は、ネパール大地震の被害が大きかったダルバール広場へ行きました。レンガ造りの建物が多く、建造物の崩れが多いけど、普通に観光スポットとして賑わっていました。思っていた以上に町には活気があり、人々は明るく、出会ったほとんどの人が「今はもう普通の生活に戻ったよ」と答えて、不安がっていたりしている様子もないような感じだったのが意外でした。
町を散策中に、テントエリアを発見。その場所は、被災者や余震を恐れて家には戻りたがらない人々が、テント暮らしをしているということでした。首都カトマンドゥは活気があるけれど、全ての人が復活したわけではなく、田舎の方などはまだ不安定のようです。
そもそもネパールは、日本のようにスイッチを入れれば電気が使えたり、どこへ行ってもクーラーが利いていて快適!という便利な社会ではありません。電気の供給が不安定なため、震災の前からデフォルトで、毎日計画停電があったり、水不足だったりという感じなので、同じ被害でも日本人が受けるダメージとネパール人とでは、差があるのかもと思いました。
崩壊寸前の建物を棒で支えながら、今にも倒れそうな建物で営業を再開しているお店も結構多かったです。大丈夫かな?と、見ているこちらが心配になる感じでしたが。。アグレッシブですね。日本だったらまずあり得ないことだし、逆に危険な店だとニュースになって、叩かれそうなものです。
そして、ネパール人はとても親日派で、皆フレンドリーです。歩いていると結構な率で「こんにちは!」と話しかけてきます。そしてモチロン、どの店もフリーWiFiでネット環境は良好です。日本もそうならないかしら。
数日前から雨季に入ったようですが、今日は昼過ぎに15分くらい降った程度で、それ以降は降りませんでした。だいたい15:00頃に風が吹き始めて雲行きが怪しくなり、ザーッと降り出しますが、30〜1時間程度で止んでカラっと晴れます。夜の雨は、大きな雷と共に激しいザーザー降りが多いような気がします。