米と酒


ネパールに来てから昼寝してるおかげで、朝は5時くらいに目が覚める。早起きすると朝の澄んだ空気でアルプス山脈がクリアに見えたりしてすばらしい。ベランダに出たりして、景色を眺めると二度寝することはありません。

朝は三崎の壁紙屋さんgood day houseのWebサイトの第一段階仕上げの作業。ずいぶんと時間をかけてしまって申し訳ない。このサイトの制作では自分でもいくつかのヒントを貰った。第二段階で、もうちょっと機能を追加する予定。

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壁紙屋good day house http://gooddayhouse.net

昨日、制作したフライヤーを印刷会社に入稿して、昼食に。日本食レストラン「青空」へ。これで3度目。ここはちゃんとした日本の定食の味がして、エベレストビールも安いのだ。サチコ(嫁)がカレーライスを注文したので、とんかつ定食をオーダーした。これで嫁のカレーを貰えば、カツカレーも食べられる。夫婦ってすばらしい。

黙々と食べていると「おいしいですか?」と日本語でネパール青年が聞いてきた。ここのオーナーの息子さんで、日本にはのべ14年くらい住んでいて、日本語はぺらぺらだ。陸前高田で介護の仕事をしているという。今回、ポカラに戻ってきたのはネパールの大地震があったからだ。彼が仕事をしている陸前高田といえば東日本大震災の被災地でもある。しかし、当時彼はネパールにいたらしい。世界的に大きな大地震に2回とも遭遇してもおかしくない状況にありながら、どちらもその土地にいなかったというのは不思議な運だ。

少し前のポカラの話もいろいろ聞く。彼が奥さん(日本人)と出会ったのは、この町でもよくトランスパーティが行われていたそうだ。奥さんと出会った時は5つ星ホテルを貸し切り、警察なんかも巻き込んで一週間くらぶっ続けでパーティが行われたらしい。そこには世界各地から人が集まったそうだ。ただ、今ではそういうパーティもなかなか行われなくなったらしい。
彼はジャズが好きなんだという。夜に来てくれたら、いろいろ音楽を聴かせるよというので、今度はじっくり遊びに行こう。

ところで、「青空」の米はインディカ米とは違っていて、結構日本の米に近くて日本食で十分いけるものだ。「この米はどこで手に入るの?」と聞いたらカトマンドゥから仕入れているらしい。で、物欲しそうにしていると500グラム分けてくれることになった。これは、ほんとに嬉しい!

帰りに昨日の定食屋でどぶろくロキシーのボトルを購入。米と酒を手に入れて、地に足が着いてきた感がある。

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