トレッキング準備


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早朝、ホテルの屋上に行ってみる。空がクリアならば、ここからもアンナプルナ全景が見られるはずなんだが、雨季ということもあって山々は霞んでいる。でも山の輪郭が見えるだけでも、しばらく眺めてしまう。

部屋に戻って青空で貰った米を炊く。ちょい柔らかいけどいい感じ。雑炊にしようかと思ったけど、米がうまく炊けてしまったので、普通に食べたくなった。オカズは茄子とインゲンの卵炒め、オクラ、味噌汁。朝定食の出来上がり。いいかんじ。

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さて、以前から考えていたアンナプルナトレッキングに行くことした。

トレッキングは登山とは違う。ただ、どう違うのか自分おなかで整理していなかった。この違いについて『地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング』にネパール政府の見解が掲載されていた。

ネパール政府は登山とトレッキングとを厳密に区別した。雪線を超える標高6000m以上のピーク(山頂)を征服することを登山、それ以下の山をの歩くことはトレッキング。

うーん、そうなのか。自分の考えでは、生活できる荷物を持って歩いて旅をすることがトレッキングという感じだ。昔々の人たちは何日も生活できる準備をして歩いて旅をしたわけだけど、自分のなかではそれがトレッキングと重なる。飛行機を使うわけでもなく、車を使うわけでもなく、自分の足を使って移動するという旅の原点のようなイメージだ。バックパッカーは生活できる荷物を背負って旅をするわけだが、トレッキングはそれに加えて移動手段を歩くことに限る。そんな感じだ。

ポカラはアンナプルナ山域を歩くトレッキングの起点となっている町だ。コースも多様で1泊2日で帰ってくるものもあれば、2週間かけて山域をぐるっと一周するものもある。トレッキングのコース上にはゲストハウスや食堂がかなりあるようなので、キャンプなどの装備はなくても大丈夫だ。自分たちはだいたい5日間くらいかけてトレッキングしたいと考えていた。

そこで、オーキッドホテル専属のガイドに相談しにいった。4泊5日でアンナプルナ山群を見渡せるプーンヒルまで歩き、帰ってくるコースが良さそうだった。ガイドが最初に提示した全部込みで650ドルだった。『地球の歩き方』に掲載されている価格はガイド料、飯代、ホテル代込で1人25ドル〜50ドルというもの。さらに、アンナプルナトレッキングのためにはTIMS(Treckkers Information Management System)許可証とアンナプルナ保護区入域証が必要で、1人で50ドル掛かる。
こちらの希望価格は、((ガイド料+宿泊費+飲食費 = 25ドル)x 5日) + (パーミッション料 = 50ドル)= 1人175ドルというところ。2人だと350ドル。だけど、出発地のナヤプルまで車をチャーターすることも必要だったり、他いろいろあって、値段交渉の結果2人で380ドルになった。
なんと、トレッキングは明日から行くことになった。天気の様子を見ると早く出発した方が良いとガイドは言う。長年の勘なのだそうだ。

トレッキングはナヤプルという村から出発し、ウレリ→ゴレパニ(プーンヒル)→タダパニ→ガンドルン→ナヤプルに帰ってくる

 
 
昼間はトレッキングの買い出し。スーパーで行動食用のグラノーラバーなどを購入。昼飯は湖畔にあるイタリアン。ビールが冷たく美味しかったことは覚えているが、何を食べたのか覚えていない…。

部屋に戻るとApple Musicを使うためにiOSのアップデートなど諸々作業。ついでにXcodeも。Apple Music、すごい便利そうだ。こいつはヤバいかもしれない。

そして荷造り。明日から5日間の天気が気になる。

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行動食用に購入した「MOUNTAIN MAN GRANOLA BAR」