ネパールで初自炊
日記をサボっていたら、数日前の記憶も曖昧だ。そんな時、頼りになるのは写真だ。
この日は先日、スーパーで購入した平打ち麺(パッケージにはパスタと書いてある)とナスを使って朝食はうどんとなった。「本だし」と「中華あじ」とインスタントのワカメ味噌汁でナスを煮て、平打ち麺を茹でる。まあ、こんなものは日本で食べることはないのだけど、美味しくてキャッキャッ言いながら食べた。麺は日清の「どん兵衛」を大きくしたような感じだが、あれよりは旨い。
さて、腹をクダしたこともあり、水に関しては非常にセンシティブになっている。そこで発明したのがダイソーで購入した浄水キャップ(?)とアウトドア用のウォーターパック。たまたまだが、この浄水キャップとウォーターパックの口のサイズが合ったのだ。これに水道水を入れて、野菜などは洗った。効果があるのかどうかは知らない。多分、ない。だが、安心するためのまじないは必要だ。
計画停電表も記憶を手繰るのに役立つアイテムだ。この日の午前の計画停電は午前11:00から15:00。朝食を食べてから12:00頃まで、夏から始まるiPhoneアプリ開発講座のWebサイトを作成していた。今度始める講座はイメージピットとオン・ザ・ハンモック、そして横浜コミュニティデザイン・ラボの共同事業なので、これまでの雇われ講師という身とはちょっと違う。そうなるとイメージなどにもこだわりたくなる。結構、集中して仕事した。
わりと計画停電の時刻は正確だ。11:00になるとぴたりと電気は止まる。ただ、ホテルには発電機があったり、屋上にソーラーパネルがあったりするので、計画停電中も一部電気は使用されている。Webサイト制作をしている身として、ありがたいことにWifiの電気は切らないでいてくれる。しかし、電灯(1つだけ計画停電中も電気が着く電灯はある)やコンセントから供給される電気はストップする。なので、ここからの仕事はMacBook Airのバッテリーに依存する。3年使い倒した俺のAirが持つのは1時間ちょっとだ。
ポカラに来てからは計画停電になったら外に出て食事するということが習慣になっている。この日はレイクサイドのイタリアンへ。午前中、ガッツリ仕事したので水牛(多分)ハンバーガーをガツンとたべる。カトマンドゥで食べた「モモ」も水牛が使われていたが、同じように野性味がある感じがする。サチコ(嫁)がピザを頼んだのだが、これがYAKチーズが上に乗っかっていてクサい。彼女はこういうのは苦手なので、ピザも半分以上食べた。ハンバーグにしても、ピザにしてもビールに合うのだ。そしてエベレストの大瓶を2本飲んでしまった。
フェワ湖のほとりを少し歩いて、水を買ってホテルに戻る。そして引き続きサイト制作。食べたものと仕事のことしか書いてないが、これは旅行記なのか?